ロッキングテクニッククラスでの提案
クラスで、ロッキングテクニックの動きのひとつひとつの中に余韻を感じて動こう、と提案しました。
クラスが終わったあとで、その提案を自分に当てはめたとき、日常の動きのなかに余韻があるのだろうか…と思いました。例えば、キッチンでお皿を洗うとき、洗濯物を干すとき、その動きのなかに余韻を感じるのだろうか…です。
こんなときは、問いかけが役立ちます。「余韻を感じるってどんな感じ?」「私にとって余韻てなんだろう」「お皿を手にしたとき、どんな余韻を感じるのだろうか?」などです。
問いかけは創意工夫
問いかけとは創意工夫の始まりと言ってもよいでしょう。「余韻を感じるってどんな感じだろう?」と問いかけることで、これまで気づくことがなかった感覚や体験、そして可能性を広げます。
たとえば、以前に提案した「羽衣をまとって動くってどんな感じ?」です。羽衣という存在に意識を向けることで、体と羽衣との間にある周囲の空間とつながることができます。
余韻とは周囲とのつながりのあらわれです。つながりのないところには余韻は生じないでしょう。羽衣と共に動くことで、周囲の空間とつながり、余韻を感じることできます。羽衣はその気づきをサポートします。