フラワーレメディの選び方

バッチフラワーレメディ
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バッチフラワーレメディとは?

バッチフラワーレメディはイギリスのバッチ博士が1930年代に完成させた自然療法です。80年以上の歴史を持ち、現在、世界中に広がっているさまざまなフラワーエッセンスの大元です。

バッチ博士は医師であり、細菌学者、病理学者として多くのワクチン開発を行なった人物です。彼は病気の根本はその人の人格と魂の不調和が原因であると考え、その調和をサポートする治療法としてフラワーレメディを開発し、多くの人々を健康へと導きました。

現在、バッチフラワーレメディは、心と体の健康のための自然療法として世界中に広まっています。

フラワーレメディの選び方

フラワーレメディの選び方はとてもシンプルです。それは心のもっとも「表面にある否定的な感情」です。これはバッチフラワーレメディの大きな特徴です。

いくつかの他のセラピーでは「心の奥を探る」「深層心理へ向かう」というアプローチがありますが、フラワーレメディの選び方は「もっとも表面にある今、自覚している否定的な感情」です。

否定的な感情と言ってもずいぶんと幅があります。強い怒りや深い悲しみもあれば、「何だか嫌な感じ」「気が進まない」「気持ちがパッとしない」といったうっすらとした否定的な感情もあります。例えば次のようなことです。レメディと共にご紹介します。

  • 具体的な何かが怖い…電車に乗るのが怖い…ミムラス
  • イライラする…他人の手際の悪さにイライラする…インパチエンス
  • 落ち込んだ…仕事のミスで落ち込む…ゲンチアナ

バッチフラワーレメディにはこのような否定的な感情のためのレメディが38種類あります。実際には38種をブレンドして用いることもありますから、その組み合わせは膨大です。

否定的な感情の見つけ方

具体的な困難や突然に感情を揺さぶられたような体験があった場合には、「表面にある否定的な感情」は容易に見つけやすいでしょう。

しかし、それが日常生活の中に埋もれてしまった場合や、あまりにもたくさんの感情がうずまいていると、どれが表面なのかわからない…という状態もあるかもしれません。そのような時には次の方法を行ってみてください。

その1 限定した時間の中から選ぶ。
さまざまな感情がうずまいて、どれが表面的なのかわからないという場合には、時間を区切って見渡すとわかりやすくなります。

例えば今日の通勤時間のことを思い出してみましょう。そこで体験した否定的な感情を拾い上げます。朝のあわただしさ、電車の中での体験、忘れ物、職場についた瞬間の気持ちなどです。

時間を限定することで感情の選択肢も明らかになります。

その2 他人の気になる言動、仕草、振る舞い、態度から選ぶ
他人の気になる言動とは、「あの人のあれが気に入らない、嫌いだ」と嫌悪する気持ちです。実は「他人のことが気になる」とき、同じ質が自分の中にもある可能性があります。

自分の中に同じ質があるからこそ気になる、そのことに気づくわけです。何もなければただ通り過ぎるだけです。何も感じません。そこで他人を鏡にして自分の感情に気づいてみましょう。

他人の中にあるものは自分の中にもあるかもしれません。

その3 「それでも迷う、本当にこれが表面なのか?」という場合
そのように思ってしまう方は、もしかしたらレメディのラーチ状態かもしれません。ラーチは「失敗が怖い、自信がない」という状態です。

もしかしたらスクレランサスの「優柔不断」の状態、またはセラトーの「自己不信」かもしれません。

レメディを選ぶという行為の中にも「失敗が怖い」「優柔不断」「自己不信」といった「表面にある否定的な感情」があらわれてくることもあります。

もし間違って選んでしまったら?
まちがって選んでも大丈夫です。まちがって選んだレメディや必要のないレメディを用いても、ただ何も起こらないだけです。

レメディを用いる期間は2週間以上ですが、2週間たっても何も変化がなければ、仕切り直しということで今、その瞬間にある「表面にある否定的な感情」を取り上げてみましょう。

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