ロッキングテクニッククラスでの提案

体を揺らして整えるロッキングテクニック

先日のロッキングテクニッククラスで次のようなことを提案しました。

1 受け手の体とつながることが技術の始まりです。それは一瞬のことであってもつながりを大切にしてください。

受け手と「つながる」とは、手の平を通して受け手の存在、そして触れている部位、例えば手ならば手、足ならば足がここにあることを確認することです。

それは手の平の感触を通して実感することです。手の平の全体を使って、その広い面で感じ取ります。それは力ではないです。長い時間でもありません。慣れている人であればほんの一瞬です。1秒もかからないでしょう。

しかし、必要であれば、また学びの途中であれば、より意識的に「つながる」ことを感じ取り、そこから技術を始めてください。つながることのないまま始めた技術は、体に響きません。

2 多くの技術は「一息」で行います。ただし、急がないこと、つまり呼吸を深くすることです。

「一息」で行うとは、技術をひとつの流れの中で行うこと、その動きが滞ることなく、つながっていることです。一息だからといって急ぐ必要はありません。

このとき、与え手は深い呼吸を心がけます。呼吸を深くすることによって、「一息」に余裕が生まれ、安定感も増します。

3 2回、3回と連続する技術の時は、連続する流れを実感すること。

ロッキングテクニックでは、揺らす動きを2回、3回、また数回繰り返します。このように繰り返す技術の場合には、ひとつの連続する流れの中で行います。

つまりこれも急がないということです。急ぐのでもなく、間延びするのでもなく、技術の流れを感じることです。

 

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