バッチフラワーレメディ ゲンチアナ 落ち込み 失望 憂鬱

バッチフラワーレメディ ゲンチアナ

画像はcommons.wikimedia gentianより
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ゲンチアナ 落ち込み 失望 憂鬱 疑り深い 意志の弱さ

  • 7つのカテゴリー:内心の不確かさのグループ:すぐに落胆して気持ちが動揺する
  • 英名:Gentian
  • 学名:Gentiana amarella
  • 和名:ゲンチアン
  • 分類:リンドウ科チシマリンドウ属
  • キーワード:落胆 落ち込み 気落ち がっかり 疑り深さ 慎重 用心深い 憂鬱 悲観的 信頼の欠如 意志の弱さ 諦め 根気のなさ やる気を失う 失意 失望 狭い視野 完璧主義 挫折 否定的 動揺 意気消沈 一喜一憂

ゲンチアナとは バッチ博士の解説

バッチ博士はバッチフラワーレメディのゲンチアナについて次のように述べました。

「容易に落胆する人のためのものです。病気の時や日々問題を抱えているときに、少しずつ状態が良くなって来ていても、回復がちょっと遅れたり、障害が起こったりすると懐疑的になり、すぐに気落ちします。」

『バッチ博士の遺産』(トゥエルブ・ヒーラーズとその他のレメディ)1936年より

慎重な植物 ゲンチアナ

ロゼット
植物としてのゲンチアナの生育史をみて気づくことは「慎重さ」です。この植物は二年草です。発芽後の1年目はロゼットを形成して冬を越します。

ロゼットとはタンポポによく見られる葉の形で、葉が地面に貼りつくように放射状(バラの花型)に広がるものです。

このロゼットは太陽の光を十分に受けとり、冬の寒さをしのぎ、動物から食べられてしまうことを防ぐ植物の工夫です。そして花はゆっくりと時間をかけて2年目に咲きます。

自らを守り保護するゲンチアナ
もうひとつゲンチアナの「慎重さ」のあらわれは花の開閉運動です。植物によっては開花後に花弁が開いたままのものと、花弁が開閉するものがあります。

この花弁を閉じたり開いたりする運動のことを「傾性運動」と呼びます。傾性運動は気温の変化、光の増減など様々な要因があるようです。

ゲンチアナの場合は、日差しがあるときに開き、曇り日には閉じます。なぜ開閉が起こるのかというと、それは受粉のための昆虫の活動時間に合わせるためや、雑菌などの増殖を防ぐためと言われています。

さらにもうひとつです。多くの植物は受粉後に花弁を落とすことが多いのですが、ゲンチアナの場合は受粉後も花弁と萼が残り種子が成熟するまで覆いとなって保護します。これも種子を守ろうとする「慎重さ」のあらわれです。

慎重さと疑い

慎重であるということは、その内側に何かを達成するための目的と可能性、ビジョンを持っていることを示しています。目的を定め、それに合わせて用心深く、慎重に物事を進めます。先ほど、ご紹介したゲンチアナの2年間をかけて開花まで至る生育史は、それをあらわしています。

ゲンチアナの質がプラスに働いているときは、その慎重さが確実さ、可能性の向上、ビジョンの達成へとつながります。これがマイナスに働いてしまうと、慎重さは疑い信頼の欠如、ちょっとしたつまずきをきっかけに落胆失望落ち込みへと陥ってしまいます。

ゲンチアナのプラス面

フラワーレメディには必ず反対側の質、プラス面があります。

バッチ博士は、バッチフラワーレメディを選択する基準は、心のもっとも表面にある否定的な感情であると述べました。悲しみや怒りなど、否定的な感情が生まれた原因はなんであれ、心の表面にあることで、その感情ははっきりと実感できるものです。これは誰にとってもわかりやすい基準です。

そしてレメディをとることで、否定的な感情を中和して、反対側にある質を育てます。

ゲンチアナの否定的な感情は疑い、落胆、失望、信頼の欠如、そして落ち込みです。この反対側にあるプラス面とは何でしょうか?

それは自分の運命に対する信頼、理解、そして楽観的な心持ちです。目的を定めたなら、自分と自分の運命を信頼します。滞りに対しては理解を示します。変化に対しては楽観的な心を持ちます。進むことも退くことも、留まることも可能性のひとつです。私たちにはさまざまな可能性があります。

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