画像はcommons.wikimedia centauryよりです。
セントーリー お人好し 譲歩 自立できない
バッチフラワーレメディ セントーリー
- 7つのカテゴリー:人や周囲に敏感すぎるグループ:意思が弱く他人の言いなりになる
- 英名:Centaury
- 学名:Centaurium erythraea、Centaurium umbellatum
- 和名:ベニバナセンブリ
- 分類:リンドウ科シマセンブリ属、リンドウ科ケンタウリウム属、二年草
- キーワード:お人好し、頼まれたら断れない、譲歩、自己犠牲、自己喪失、自立できない 低い自己評価
セントーリーとは バッチ博士の言葉
バッチ博士はバッチフラワーレメディのセントーリーについて次のように述べました。
「親切で物静かで優しく、他の人に対して過度に気を遣います。そして、無理な努力を自分に強います。他の人に尽くす気持ちが強すぎて、人を助けるというよりは、人の下僕になってしまう時があります。人の良い性格なので、必要以上に人の手助けをしたいと願い、そうすることで、自分自身の人生における使命を無視する傾向があります。」
『バッチ博士の遺産』(トゥエルブ・ヒーラーズとその他のレメディ 1936年)より
人のために尽くしすぎてしまう セントーリー
セントーリータイプの人は、他の人の気持ちを察知して、その人のために尽くしてしまうような人です。
「人のために」と言えば、聞こえがよいのですが、そこには自分の意志、つまり「自分らしさ」というものがなく、周囲の人からみると、愚かな振る舞い、残念な人と思われてしまうこともしばしばです。
実は周囲が見えていないセントーリー
人への気遣いを見せるセントーリー。周囲のことを敏感に感じ取っているのかといえばそうではありません。
本当に自分が求められていること、自分の在り方、どんな貢献ができるのか、そして何よりも自分自身ことが見えないのがセントーリーです。
セントーリーの二面性
お人好し、頼まれたら断れない、譲歩、自己犠牲的なセントーリーですが、同じ人物が真逆の性格を示すことがあります。外出先ではセントーリー的でも、家庭に戻ると暴君(バイン)のように振る舞うというケースです。
これはセントーリーの質が、人間関係のもたらすエネルギーの上下の動きに、自分を変化させてしまうためです。ここでもセントーリーは自分を見失っています
ポロっと出てくるセントーリー
私は「自分の意志」を大切にしているからと、思っていても何かの拍子にセントーリーが顔を出すことがあります。例えばこのようなときです。
- 立場が上の人から頼まれごとをしたとき
- 集団の意志が強く表れているとき
- 家族や弱い立場の人のことを思うとつい
それぞれの行為は、決して悪いものではないものの、結果的に自分の意志を抑えて、他人の要求に従ってしまいます。もしそれが自分が意図したものではなく、周囲の要請に自動的に反応しているとしたら、それはセントーリーかもしれません。
セントーリーのプラス面
高い共感力と思いやりの心
セントーリーのプラス面が育つと、他者と周囲の環境に対する高い共感力を持った人物となります。人の気持ちを感じとり、その人が置かれた状況に対して理解を示し、その人を思いやる高い共感力を示します。他者の幸せを自らの幸せとして受け取り、それを生かすことができます。
自らの成長を見守る力
セントーリーはリンドウ科の二年草です。発芽後の1年目は花を咲かせることなく地表にロゼットの葉を広げて成長のための基礎固めをします。そして2年目にようやくピンク色の美しい花を咲かせます。セントーリーのプラス面も、じっくりと時間をかけて成長し、一歩ずつ力を蓄えて、花を咲かせることです。自発性、確かさ、そしてマイペースがセントーリーのプラス面です。
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