アグリモニー うわべは快活、内心は悩みで一杯
画像はcommons.wikimedia Agrimonyよりです。801書庫に戻る
バッチフラワーレメディ アグリモニー
- 7つのカテゴリー:人や周囲に敏感すぎる:うわべは快活、内心は悩みで一杯
- 英名:Agrimony
- 学名:Agrimonia eupatoria
- 和名:セイヨウキンミズヒキ
- 分類:バラ科キンミズヒキ属 多年草
- キーワード:快活 陽気 軽さ 知らないふり 現実逃避 強がり 自己防衛的 嘘つき 我慢 妥協 見せかけのポジティブさ 見せかけの悟り 偽善的 過食 依存症 臆病 落ち着きのなさ 気まぐれ 混乱 不安
アグリモニーとは バッチ博士の言葉
バッチ博士はバッチフラワーレメディのアグリモニーについて次のように述べました。
「平和を愛し、愉快で陽気、かつ、ユーモアのある人で、口論や喧嘩が嫌いで、人に合わせるために自分を犠牲にします。一般的に精神的、肉体的に問題を抱え、苦しんだり、落ち着かない気持ちでいるのですが、冗談を言ったり、ふざけたりして、それを隠し、とても良い人のように見せます。しばしばアルコールやドラッグを過度に飲用し、自分自身を高揚させ、陽気になることで試練に耐えようとします。」
『バッチ博士の遺産』(トゥエルブ・ヒーラーズとその他のレメディ)1936年より
軽くありたい、アグリモニー
アグリモニーが強く出ている人は、何事にも軽くあろうとします。それは人間関係においても、社会においても、生活においてでもです。深刻さは好きではありません。
だから、人と一緒のときには、明るく振る舞い、平和的で、愛想がよく、物分かりのよい人物です。
しかし、アグリモニーの人は内側に悩みごとや問題を抱えています。ところがその問題と向き合おうとはしません。そのままにしたら大変なことになると、薄々わかっていても、見てみない振りをします。問題をそのまま放置してしまいます。
周囲と自分をあざむく アグリモニー
問題を抱えていてもアグリモニーの人は陽気に振る舞います。誰とも相談しようとはしません。相談に行ったとしても、「たいしたことはないです」と言います。彼らは自分の問題を認めようとしません。
結局、彼らは周囲に対しても、自分に対しても嘘をつきます。現実を逃避します。楽しい会話や趣味の世界も逃避のためです。時には、どうでもよいことを非常に重大な案件だとして、焦点をはぐらかします。場合によっては、甘いものやアルコールに依存してしまうこともあります。
アグリモニーのプラス面
軽さを備えた現実家
アグリモニーのプラス面が育つと、現実とのつながりを大切にします。今、起きていることの全体を見て、そこに必要な現実的な働きかけを行います。
しかも、その足取りは軽く、周囲からの提案や計画の修正にも柔軟に対応することができます。アグリモニータイプの方は、軽さを備えた優れた現実主義者なのです。
全体を見るバランスの取れた視点
自分自身の問題に対しては、現実には何が必要なのかという視点から取り組み、最初に行うべきことや、どのような配慮が必要なのかを現状にあわせて導き出すことができます。
この辺りはアグリモニーの花が黄色ということも関わります。黄色には公平性、中庸、実用的、現実的、注意深さというイメージがあります。花軸にそって開花するアグリモニーの花が周囲を見渡すように方向を定めていることも関係するでしょう。
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