バッチフラワーレメディ チェストナットバッド 過ちを繰り返す

バッチフラワーレメディ チェストナットバッド

画像はcommons.wikimedia chestnutbudより
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目次

チェストナットバッド 過ちを繰り返す うっかりミス 学べない 不注意

  • 7つのカテゴリー:現実への無関心:経験から学ばず、同じ過ちを繰り返す
  • 英名:Chestnut Bud
  • 学名:Aesculus hippocastanum
  • 和名:セイヨウトチノキ
  • 分類:トチノキ科トチノキ属
  • キーワード:失敗 不注意 うっかり 見落とし 散漫 放心 無自覚 試行錯誤 自己嫌悪

チェストナットバッドとは バッチ博士の解説

バッチ博士はバッチフラワーレメディのチェストナットバッドについて次のように述べました。

「観察や経験を上手く生かす事ができず、日々の暮らしから教訓を得る時も、他の人より時間がかかる人のためのものです。普通なら一度経験すれば十分な時でも、このタイプの人はもっとたくさん経験しなければならないように思い、教訓から学ぶために、時には何度も繰り返します。その結果、残念なことに、一回やれば十分な時でも、あるいは、他の人の間違いを見てそれを教訓にすることができる時でも、何度も同じ間違いを繰り返してしまいます。」

『バッチ博士の遺産』(トゥエルブ・ヒーラーズとその他のレメディ 1936年)より

同じミスを繰り返してしまう

日常的な過ち
チェストナットバッドはしばしばよく選ばれるレメディです。たぶん多くの人にとってチェストナットバッド状態は「あるある」だからです。

たとえば、うっかりミス、物の置き忘れ、遅刻、忘れ物…など日常的なちょっとした過ちの繰り返し、学びが遅い、なかなか経験が身につかないというケースです。

多くの場合、それらは深刻な状態に至ることなく済むので、気軽に「私は学べない、チェストナットバッドが必要だー」、ということになります。

なぜ、冬芽から

チェストナットバッドの抽出部位は《冬芽》です。冬芽とは落葉樹が葉を落とした後に、枝の先端につける小さな芽のことです。冬芽はそのまま冬を越えて春に備えます。冬芽の中には小さく折りたたまれた葉や花の蕾が収められています。

ほとんどのフラワーレメディ(ロックウォーターを除き)が花から抽出されるのに、なぜチェストナットバッドは冬芽から抽出されるのでしょうか?

そこには春を迎えた冬芽が芽吹くように、未来に開く《成長の可能性、秘められた力》があります。チェストナットバッドタイプの方の学びの遅さの背後には、冬芽のように隠された可能性があるのです。

そしてもう一つは《タイミング》です。冬芽が春を待ち、もっとも良い時期に開くように、チェストナットバッドのレメディも、成長の可能性を開く、その瞬間、タイミングに気づく力を促します。「これは私にとって学びだ」と気づくことです。

人生というテーマ

日常を超えて
さて、冒頭で述べたような《うっかりミス》が日常的な出来事であれば、それも「あるある」となるのですが、もしそれが日常レベルではなく、もう少し大きなステージになってくるとチェストナットバッドの位置づけは変わってきます。

学びのためのレメディ
チェストナットバッドを《日常》ではなく、《人生》という大きなテーマでみると、事は少々大ごとになってきます。

生活のこと、仕事のこと、生きること、つまり人生そのものです。これは人生に問題が有る無しというよりも、人生の課題、今生のテーマとの関わりです。チェストナットバッドが人生そのものと深く関わることになります。

もし私の人生に課題があるとしたら、学ぶべき何かがあるとしたら、私はそれを果たしているのだろうか、学んでいるのだろうか?という問いが生まれます。

そのような視点を持つと、チェストナットバッドの役割がずいぶんと違ったものに見えてきます。このレメディは「人生の学びのためのレメディだ」ということになります。

バッチ博士の「たまねぎの皮」理論
チェストナットバッド=人生の学びのためのレメディ、となると本当に事は大ごとになってきます。そもそも人生の学びとは何?となるからです。

そこで役立つのが、バッチ博士の「たまねぎの皮」理論です。この理論に従うならば、たまねぎの皮のように表面的に現れる具体的な感情、否定的な感情に注目して、そこから始めます。

日常のちょっとしたことでも構いません。表面に現れる感情を取り上げます。そして新たに現れる感情に従ってレメディを選択します。そしてそれと向き合うことで、徐々に本質へと近づきます。

同時に、その感情に「繰り返す」傾向があるとしたら、選択するレメディのひとつにチェストナットバッドを加えます。そのような試みは今まで気づかなかった「人生の学び」に気づくきっかけとなるでしょう。

そういう点では、チェストナットバッドは長期にわたって、じっくりと用いるレメディのひとつなのかもしれません。

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