バッチフラワーレメディ レッドチェストナット 心配 過保護

バッチフラワーレメディ レッドチェストナット

画像はcommons.wikimedia Red Chestnutより
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レッドチェストナット 心配 過保護 胸騒ぎ 親しい人への過度な心配

  • 7つのカテゴリー:不安と恐れのグループ:愛するものへの過度の心配と懸念
  • 英名:Red Chestnut
  • 学名:Aesculus carnea
  • 和名:ベニハナトチノキ
  • 分類:トチノキ科トチノキ属 落葉高木 ホワイトチェストナットとアメリカアカパナトチノキとの交配種
  • キーワード:心配 懸念 同情 落ち着かない 心労 胸騒ぎ 不安 恐れ 気疲れ 気遣い 悲観的 過保護 期待 投影 自己同一化 絆 依存 自己犠牲 親離れ 子離れ

レッドチェストナット バッチ博士の解説

バッチ博士は、バッチフラワーレメディのレッドチェストナットについて次のように述べました。

「自分以外の人の事を心配せずにはいられない人のためのものです。こういった人たちは、自分のことを心配しないで、そのかわり、自分の好きな人のために苦しみ、何か不幸なことが彼らの身に起こらないかと始終心配します。」

『バッチ博士の遺産』(トゥエルブ・ヒーラーズとその他のレメディ1936年)より

身近な人を心配するレッドチェストナット

レッドチェストナットのプラス状態
レッドチェストナットのプラス状態とは、豊かな愛情と優れた共感力をもって、無私の心で人をサポートすることです。自然な振る舞いの中で、周囲の様子に気を配り、彼らの成長を温かく見守ることができます。

マイナス状態
そのようなレッドチェストナットがマイナス状態になると、基本的な質が過剰に展開し始めます。共感力は心配や不安へと変わり、気づかいは過保護となり、自分の愛する人々に何かよくないことが起きるのでは、と恐れます。

最悪の事態を恐れる
たとえば、学校のキャンプに出かけた子どもに何かあるのではと心配で眠れない、普段より帰宅遅いと事故に遭ったのでは、と思い何も手がつかない…しかも最悪の事態になるところまで心配が深まります。

状況はますます悪化する
このようなレッドチェストナット状態は、本人だけにとどまらず、思いを向けられた対象と、その周囲すらも巻き込みます。レッドチェストナットの人が不安になるほど、その周囲の人々も不安を感じるようになり、状況はますます悪化してしまいます。

心配から信頼へ

レッドチェストナットの不安や心配という思いが状況を悪化させることは、関係性が密であるほどに大きな力となります。例えば、小さな子どもにとって、親の不安な顔ほど心を暗くするものはありません。

妊婦さんのお腹に手当て
私は鍼灸院時代、妊婦さんの体の調節を行なっていました。その中で妊婦さんの夫、パートナーの方に、毎日妊婦さんのお腹に手を当てるようにというお願いをしていました。

これは妊婦さんの心身の調節になるだけでなく、新しい家族を迎える二人にとっては良い時間となります。お腹の触れ方について、私は次のようにお願いしていました。

ポカンとする
「ポカンとした気持ちで触れてください」です。

お腹への手当もレッドチェストナットと同じで、心配や不安、それに連なるものとして過剰な期待、願いも同じように「負担」となってしまうことがあります。

生命への信頼
そこで「ポカン」とした気持ちで触れるのです。不安でもない、期待でもない、ただお腹に触れるという時間です。その体験は言葉にすることは難しいのですが、生命への信頼を育ててくれます。

レッドチェストナットのプラス面

人生の歩みを信頼して見守る
レッドチェストナットがプラスの状態になると、もともとの豊かな愛情に加えて、思いを向ける対象を信頼するようになります。助けや援助が必要な時には、いつでも元気づけ、必要なサポートを行います。

そして、元気づけた対象が自分の力で歩み始めたならば、その歩みを信頼し、ただ見守ります。もちろん人生にはアップダウンはあるでしょう。困難もあるはずです。同時にその困難を自分の力で乗り切ることの喜びもあるはずです。そこには本人の成長があります。

レッドチェストナットの人はそんな姿を見守ることができます。そこにあるのは心配や不安ではなく、豊かな愛情にもとづいた信頼と共感です。

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