ロックローズ 激しい恐怖 取り乱し 焦り
画像はcommons.wikimedia Rock Roseよりです。 801書庫に戻る
バッチフラワーレメディ ロックローズ
- 7つのカテゴリー：不安と恐れ：不測の事態にパニック的恐怖
- 英名：Rock Rose
- 学名：Helianthemum nummularium
- 和名：ハンニチバナ
- 分類：ハンニチバナ科ヘリアンテムム属 常緑低木
- キーワード：パニック的恐怖 激しい恐怖体験 切迫した恐怖 突発的な出来事 アクシデント 戦慄 震え 怯え 取り乱し 予想外の驚き 狼狽 慌てる 焦り 過敏さ 繊細さ 無意識下にある恐れ 悪夢 自己喪失 緊急事態 過剰な反応 警戒心 生きることへの不安 怯え 恐れによる絶望感 悲観的 弱々しさ
ロックローズとは バッチ博士の言葉
バッチ博士はバッチフラワーレメディのロックローズについて次のように述べました。
「レスキューレメディ（緊急時のレメディ）です。一見希望が持てないように見える場合に使えるレメディです。事故や急病、または、患者さんがとても怖がっているか、恐ろしがっている時、そして周りの人に恐怖感を与える程事態が深刻な時に使われます。患者さんの意識がない場合、レメディで唇を湿らせてあげることもあります。もし、意識を深く失い、眠っているような状態であれば、クレマチスを、激しい苦痛があるようならアグリモニーをというように、他のレメディを併用して使うこともあります。」
『バッチ博士の遺産』（トゥエルブ・ヒーラーズとその他のレメディ）1936年より
パニック的恐怖とは
バッチ博士の説明の冒頭にある「レスキューレメディ（緊急時のレメディ）」との記述は、ロックローズの役割をそのまま示しています。
突然の出来事、アクシデント、災害、その中での恐れ、怯え、パニック、命の危機すら感じるほどの深刻な状況。そのような時にロックローズは用いられます。
それが大災害でなくとも、個人的な驚き、怪我、事故などに巻き込まれた時の切迫した恐怖、取り乱し、または悪夢、怖い夢などにも用いることができます。
バッチ博士が作成したコンビネーションボトルの「レスキューレメディ」の中にもインパチエンス、クレマチス、チェリープラム、スターオブベツレヘムと共にロックローズも入っています。
勇気と癒しの力
勇気
「パニック的恐怖」のためのロックローズの反対側にある質、つまりプラス面はどのようなものでしょうか。バッチ博士が過去に記した文章を参考にしてみましょう。
バッチ博士によるとロックローズの短所は「戦慄（恐ろしくて体が震えること）」であり、長所は「勇気」であると述べられています。
ロックローズの黄金色の花には、「戦慄」の真逆のものを感じます。それは太陽のようであり、勇気、力、そして太陽が惑星を従える秩序が備わっています。ロックローズの花は太陽との関係が深く、最も太陽の力が強い季節に太陽の運行に従って開花します。
癒しの力
ロックローズのプラス面として、もうひとつ「癒しの力」があります。バッチ博士の元で長く助手を務めたノラ・ウィークスが著した『エドワード・バッチ心を癒す花の療法』によると、バッチ博士は癒しの力のように作用する物理的な媒体としてロックローズを求めたという記述があり、ロックローズには「勇気」と共に「癒しの力」があることがわかります。
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