バッチフラワーレメディ ホリー 怒り 憎しみ 恨み 嫉妬 復讐心 疑い 

バッチフラワーレメディ ホリー

画像はcommons.wikimedia hollyより
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バッチフラワーレメディ ホリー 怒り 憎しみ 恨み 嫉妬 復讐心 疑い 

  • 7つのカテゴリー:人や周囲に敏感すぎる:嫉妬、猜疑心、嫌悪感などの感情
  • 英名:Holly
  • 学名:Ilex aquifolium
  • 和名:セイヨウヒイラギ
  • 分類:モチノキ科モチノキ属
  • キーワード:怒り、復讐心、嫉妬、疑い、猜疑心、恨み、嫌悪感、不機嫌

ホリーの和名はセイヨウヒイラギです。ヒイラギと言えは輝く緑の葉と赤い実でクリスマスを思い出します。ホリーは夏至の前後に甘い香りを放つ白い花を咲かせ、クリスマスには赤い果実を実らせます。

ホリーとは バッチ博士の解説

バッチ博士はバッチフラワーレメディのホリーについて次のように述べました。

「嫉妬や羨望、復讐や猜疑心といった思いに時折かられる人のためのレメディです。またいろいろな場合に感じるいまいましさに対しても有効です。不幸の原因がこれといってない場合、しばしば自分自身の中で非常に苦しみます。」

『バッチ博士の遺産』(トゥエルブ・ヒーラーズとその他のレメディ 1936年)より

ケルト神話 ホリーとオーク

夏から冬の王
ケルト神話によるとヒイラギ=ホリーとオーク(ヨーロッパナラ)はそれぞれ自然界の守護神・王として一年を半年ごとに治めると言われています。

ヒイラギは夏至、すなわち蟹座の始まりから射手座の終わりまでの半年間、そしてオークは冬至、山羊座の始まりから双子座の終わりまでを治める植物と言われているからです。

夏至は毎年6月21日または22日が多いので、夏から冬にかけて王としてのヒイラギの働きが始まります。

ホリーもヒイラギという名前をもっていますが、ヒイラギという名前は幅広く使われており、ホリーのセイヨウヒイラギのほかにセイヨウヒイラギガシ(Quercus ilex)、ヒイラギ(Osmanthus heterophyllus)などがあります。そのためケルト神話で語られているヒイラギはこれらの植物の総称です。

光を分かち合うホリー
自然界の守護神・王としてのヒイラギは他者への愛、生命力、そして再生と不死の力を備えていると言われています。

光がわずかな森の中でもツヤツヤと輝くヒイラギの葉は光を確実にとらえ、さらに葉そのものが微妙に湾曲していることから、光を他方に反射して、他の葉にも光を分け与えています。しかもその葉は、互いに支え合うように密に茂ります。

花の時期には甘い香りを漂わせてミツバチを誘い、他の木々が落葉する寒い冬にも常緑の葉は輝き、そして鮮やかな赤い実をつけます。この赤い実はは鳥たちの食べ物となります。

このようなヒイラギの姿をみた古代の人々は。そこから分かち合い他者への愛生命力、そして冬の寒さにも負けない再生不死の力を感じとったのでしょう。

バッチフラワーレメディ ホリー

画像はcommons.wikimedia hollyより

ホリーの強いエネルギー

否定された愛 踏みにじられた心
暗い林のなかでも光を分かち合い、赤い実を提供するホリーには他者への愛を感じます。しかし、その愛が否定され、好意や親切な心が踏みにじられたとき、ホリーの持つ強い生命力が、愛とは真逆の方向へと向かいます。

それは怒り嫉妬猜疑心復讐心というような人間のなかでも、特に強い感情です。このような強い感情はもともとは自分とその周囲を守るためのものですが、それが否定され、昇華することなく内部に滞ると、それは鬱積した強いエネルギーとなって他者を、そして自分自身をも傷つけてしまいます。

ホリーのプラス面

ホリーのプラス面

フラワーレメディには必ず反対側の質、プラス面があります。

レメディによってホリーのプラス面が育成されると、ホリーがもともと持っている強い生命力と再生力が、ホリーの分かち合い他者への愛に結びつきます。

助け協力し合う生き方、支え合う生き方が、光が届かないところにも光を分け与えることのできるように行き渡り、それは慈愛の意志と行動となって世界に広がります。

夏至の前後にはホリー(セイヨウヒイラギ)の花を、冬至、クリスマスの時期になったなら、ホリーの光を放つ濃い緑の葉と赤い実を観察しましょう。90年以上前にバッチ博士がどのような思いでこの植物に出会ったのか、イメージを膨らませてみましょう。

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