ハニーサックル 過去に浸る 思い出の美化

バッチフラワーレメディ ハニーサックル

画像はcommons.wikimedia honeysuckleより
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ハニーサックル
過去に浸る 思い出の美化
郷愁 ノスタルジー

  • 7つのカテゴリー:現実への無関心のグループ:過去の思い出に浸っている
  • 英名:Honeysuckle
  • 学名:Lonicera caprifolium
  • 和名:スイカズラ
  • 分類:スイカズラ科スイカズラ属 半常緑のつる性低木
  • キーワード:過去 思い出の美化 憧憬 夢見がち 郷愁 ノスタルジー ホームシック 哀愁 物悲しさ 感傷 後悔 喪失感 耽溺 反復 備蓄 愛着 執着 固執 こだわり 現実逃避 無関心 引きこもり 受け身的

ハニーサックルとは
バッチ博士の言葉

バッチ博士はバッチフラワーレメディのハニーサックルについて次のように述べました。

「過去の中、例えば、とても幸せだった時のことや失った友達との記憶や実現しなかった野心の中に生きる人のためのものです。これらの人は過去に経験したような幸せが二度と訪れるとは考えません。」

『バッチ博士の遺産』(トゥエルブ・ヒーラーズとその他のレメディ 1936年)より

過去の思い出

ハニーサックル状態の人は、過去の思い出のなかで生きています。昔、良かったこと、大変だったこと、その思い出の中で生きています。

良き思い出であったとしても、辛い記憶であったとしても、その人にとっては過去が最も大切なことであり、そこにその人の人生の全てがあります。そしてハニーサックルの人は「今」に生きていません。

過去に生きるハニーサックル

思い出を美化する
どんなに美しく楽しい思い出であっても、そこには、そのための苦労、障害、努力などがあったはずです。それがあってこその過去です。

ところがハニーサックル状態の人は、そのような辛い事実はすべて忘れて、過去をただ美しく楽しいものにします。

また辛い過去が忘れられないというハニーサックル状態もあるでしょう。そのような場合でも、辛い過去にあったはずの自分の落ち度、怠慢といったことはすべて無しにして自分にとっての都合のよい辛い過去としてまとめることになります。

もうひとつは後悔です。「あの時、あのことをやっていれば…」というような後悔があったとしても、それすらも叶わなかった素晴らしい夢に転換してしまいます。

このようにハニーサックル状態の人は自らの過去を様々な方法で美化して、自分にとっての素晴らしい過去を作り上げます。

ハニーサックルは
過去を作り上げる

ハニーサックル状態が行きすぎて、マイナス面があらわれたとき、彼らの過去は真実の過去ではなくなります。それは良き思い出、過去への郷愁を元にして、作りあげた過去であり、真実ではありません。

その結果、ハニーサックル状態の人は未来にも、現在にも、そして真実の過去にもつながることができなくなってしまいます。

そのため現実に無関心になり、自分の人生を前に進めることも、自分の人生を生きることさえ困難になってしまいます。これは出口のない迷路のようなものです。

ハニーサックルのプラス面

バッチ博士は、レメディを取り入れることで、否定的な感情の反対側にある質を育てると述べています。これは誰もが同じ質になるということではありません。その人にとってのハニーサックルのプラス面があります。これがひとつの可能性です。

もともとハニーサックルが持っている質は、自分にとって心地よいもの、安らぐもの、夢を与えてくれるものを見つけ、探し当てる能力です。ハニーサックルは幸せへの探究心を備えています。

幸せへの探究心は、ハニーサックルの人生を豊かなものにしてくれるでしょう。同時にハニーサックルの人は自らの過去を真実の目で受け入れる必要があります。

実際の人生には、喜びもあれば悲しみも、成功もあれば失敗もあります。しかし、今となってはそれらに優劣をつける必要はありません。過去を平らに見て、そこにある事実、経験を受け入れます。そうすることで、過去から学ぶことができ、過去はハニーサックルの財産となります。

これは過去から未来を創造する取り組みです。過去を知ることで、自分自身に気づき、そこから新しい未来への道筋を見つけることができます。これがハニーサックルにとっての「今」を生きることです。

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