バイオエナジェティックス

バイオエナジェティックス
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思い出深い本

この本はちょっと思い出深いです。

手に入れたのは、たぶん大学を卒業してぶらぶらしていた頃だと思います。在学中から、会社勤めは無しだな、と思っていたので、就職活動もしていませんでした。

だからといって特にやりたいことがあったわけでもなく、良く言えば「手探り状態」、つまりそのうち何か良いことが起こるかも…なんて思っていました。

その頃、ときどき西荻窪にある「ほびっと村」に行ってました。そこで行われていた面白そうなワークショップに参加していたのです。

そのあたりから少しずつ「体」に興味を持ち始めました。そして手にしたのが、この本『バイオエナジェティックス』です。

ちょっと日本では目にすることのないようなタイプのイラストに惹かれたことと、パラパラと読み進めていくうちに「身体エネルギー」という考え方を目にして「へー」と思いました。

体に興味を持ち始めていましたが、どちらかと言えば「自然」というおおらかな流れの中にある「体」でした。

ところがこの『バイオエナジェティックス』には、もっと積極的な身体観が描かれていて、「体」というものへの興味がぐっと高まりました。

その後に鍼灸学校に入り、ようやく自分の進む方向が見えてきたのですが、そんな当時の自分を後押ししてくれた本だと思います。

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