マッサージの力 体の重さと腕の力
2023年6月17日の「触れることについて2023」に向けて
大昔のことです。あるところで、僕がゴロリと横になっていると、赤ちゃんがハイハイで近づいてきて、ダーっと言いながら、僕の体の上に両手(前足)で乗っかりました。
その時のなんとも言えない心地良さは、今でも覚えています。赤ちゃんなので、そんなに重くはないです。だた重さ(存在)だけが、シンプルに僕の体に染み込みました。
このとき、僕はマッサージで「体の重さ」を使うことの大切さに気づきました。腕の力ではない、体の重さです。赤ちゃんだから、特別な意図も目的もなく、ただ好奇心だけで、近づいてきて、ダーっと言いながら、僕の体に乗っかたのです。
マッサージでは力を使いますが、その力の土台となるのは「体の重さ」です。腕の力は「体の重さ」に意味と方向づけを加えます。だから「体の重さ」が大切です。
2023年の6/17の触れることについて2023、オンラインセミナーで、このことをもう少し詳しく話すか、ちょっとわかりませんが、同じようなテーマをお話しします。