バッチフラワーレメディ アスペン 理由のない不安や恐れ

バッチフラワーレメディ アスペン

画像はcommons.wikimedia aspen
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アスペン 理由のない不安や恐れ 落ち着かない 悪い予感 胸騒ぎ

  • 7つのカテゴリー:恐れと不安:原因の分からない漠とした不安
  • 英名:Aspen
  • 学名:Populus tremula
  • 和名:ヤマナラシ、ヨーロッパヤマナラシ
  • 分類:ヤナギ科ヤマナラシ属
  • キーワード:落ち着かなさ ソワソワ 不安 予感 怯え 胸騒ぎ 恐れ 思い込み 錯覚 妄想 連想 同調 心配 悪夢 驚愕 過敏 無防備 繊細 消耗 生気のなさ

アスペンとは バッチ博士の解説

バッチ博士はバッチフラワーレメディのアスペンについて次のように述べました。

「曖昧で、なぜ怖いのか理由もなく説明もできないような恐怖。さらに患者は、はっきり何が起こるとは言えないものの、何かひどい事が起こるかもしれないという予感におののく事もあります。このような曖昧で説明の出来ない恐れは、日夜つきまとい、こうした人はしばしばその悩みを他人に話すことを怖がります。」

『バッチ博士の遺産』(トゥエルブ・ヒーラーズとその他のレメディ)1936年より

アスペンの恐れ

直感に優れた人物
アスペンのマイナス面は「原因の分からない漠とした不安」です。たとえば何か不安を感じる、落ち着かない、ざわざわする…でもなぜかは分からないという状態です。

それに対して飛行機が怖いといった、具体的な原因が明らかな恐れではミムラスを用います。

アスペンタイプはもともと直感力に優れた人物です。多くの人が見逃してしまうような些細な出来事のなかから、何かを感じとり、気づきを得ることができます。さらに、その気づきを元にして、さまざまな事柄を繋げていく感受性想像力を持っています。

それはまだ周囲の人々には気づかれていない世界の一面であり、場合によっては、それは世界に役立つヒントにもなり、芸術的なあらわれでもあります。

アスペンのマイナス面
ところが、この直感力、感受性想像力が否定的にはたらくと、いつも漠然とした不安につつまれ、ほんの些細な出来事から、何かよくないことが起こるのでは、という予感となります。

その予感は、なぜそうなるのか自分でも説明がつかず、しかし確実に、自分が何かを感じ取っている、何かにとらわれている、という感覚を持つようになります。

そして日常の中で起こるさまざまことのなかに、胸騒ぎや不安を感じるようになり、やがてそれは止まることのない恐怖の連鎖へとつながってしまいます。

植物としてのアスペン

アスペンはヤナギ科ヤマナラシ属の落葉高木です。丸みをおびたハート形の葉が、わずかな風にもそよいでサラサラと音を立てる様子からヤマナラシとも言われています。

成長は早いものの樹齢は60年ほどです。高さは20メートルほどまで成長します。花は葉よりも先に3月から4月ごろに開花します。雌雄異株の花で、夏の初め頃には綿毛をもった種子が生まれ、種子は風に乗って広範囲に広がります。

この植物の興味深いところは、浅い根から地下茎が横に広がり、そこから新たに発芽して生長を始めることです。種子よりも地下茎による生長の方が活発です。そのため大きな林のように見えるアスペンの一群が、実は同一の木であったというケースもあります。

気配と同調するアスペンタイプ

アスペンの和名はヤマナラシです。これはアスペンの葉が風に揺られてサラサラ、ザラザラ、ザワザワと大きな音を立ててざわめくことから名づけられました。

丸いハート型の葉の周囲には、丸い鋸歯(ギザギザ)があります。葉柄は長く、しかも細く、葉そのものが葉柄に直角についているために風をとらえやすい構造になっています。

なぜ、アスペンは風をとらえて音を鳴らすのでしょうか。たとえばそれは、アスペンが風の動きから、何らかの「気配」を感じて、その気配に「同調」するためかもしれません。

アスペンタイプの人も同じように、見ることのできない聞くことができない「気配」を感じ取って、それに同調します。つまりアスペンには「同調」という機能があるのです。

アスペンは薄っすらとした不安にも

原因不明のどうしようもないような不安感、怯え、恐怖にとらわれてしまうのがアスペンの否定的なあらわれです。そして、アスペンが示すものは、そのような明確な恐れだけはありません。

ちょっとした不安感、薄っすらとした不安、なんとなく落ち着かない、そわそわする、気づくと言葉にならないような不安が心の奥にある…もやもや感…。このような小さな不安、恐れもアスペンのあらわれのひとつです。

アスペンのプラス面

フラワーレメディのタイプには必ず反対側の質、プラス面があります。

細やかな感性
アスペンタイプのもともとの質は繊細さと豊かな感性です。もって生まれた細やかな感性によって、ふつうの人には気づかないようなあらわれ、出来事から、世界の神秘に気づくことができます。

本質に触れる
そのような気づきは、世界を広く見る視点を育み、さらに物事の本質に触れることができます。たとえ困難な場面であったとしても、冷静に観察し、それを克服することで、生きることへの信頼を失うことはありません。

芸術
アスペンの繊細さと豊かな感性は、芸術的な活動に活かされるはずです。それは絵画や音楽といったものだけでなく、日常の生活そのもののなかに芸術的な色づけがあらわれてきます。

それはアスペンタイプの人だけが気づく、ちょっとした何かが目に見える形となってあらわれてくるからです。世界のわずかな動き、変化に同調して、それに気づき、アスペンの葉音が示すように誰にでもわかる形で示すことができます。

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