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余韻を感じつつ動く
ロッキングテクニッククラスで「ひとつひとつ動きの余韻を感じつつ動こう」と提案しました。これは与え手にとって、技術のなかに余韻という要素を取り入れる、ということです。余韻は響きといってよいかもしれません。
そして、その日のクラスが終わった後、その提案を自分の生活に当てはめたとき、普段の動きのなかで余韻がを感じているのだろうか…と思いました。例えば、キッチンでお皿を洗うとき、洗濯物を干すとき、その動きのなかに余韻を感じるか…です。
こんなときは、「問いかけ」が役立ちます。たとえば
- 「余韻を感じるってどんな感じ?」
- 「私にとって余韻てなんだろう」
- 「お皿を手にしたとき、どんな余韻を感じるのだろうか?」
などです。
問いかけは、体の知恵を引き出す
「問いかけ」とは、体の知恵を引き出す工夫です。答えを頭で考え出すことではありません。問いかけることで、これまで気づかなかった可能性の扉を開きます。
「余韻を感じるってどんな感じ?」と問いかけて、ポーズ(小休止)をとります。次に再び同じことを繰り返します。
余韻とは周囲の空間とのつながり
余韻とは、周囲とのつながりのあらわれです。つながりのないところには、余韻は生じないでしょう。たとえば、以前に「羽衣をまとったように動く」ということを提案しまいsた。
あたかも羽衣をまとったように、羽衣と共に動くことで、周囲の空間とつながり、動きの余韻を感じることできます。羽衣はその気づきをサポートします。
たとえば、以前に提案した「羽衣をまとって動くってどんな感じ?」です。羽衣という存在に意識を向けることで、体と羽衣との間にある周囲の空間とつながることができます。
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