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ロッキングテクニックの揺れに方向をつける
ロッキングテクニッククラスの初日が終わったとき。参加の皆さんに宿題を出しました。それは、今夜、お風呂に入ったときに、手の平を下向きにお湯の中に沈めて、そのまま単純に上下(天井と床)に動かすことです。そのとき浴槽のお湯はどのように動くでしょうか。
次に手の平をそのまま、スキューバダイビングのフィン(足ひれ)のように動かしてみましょう。手の平は先程とは違う動きをします。この二つの動きの違いを体験してください…です。
結論から言うと、最初の手の平を上下に動かしただけでは、お風呂のお湯は上下に大きく動きますが、そこには波の方向性はありません。ところが二つ目の手をフィン(足ひれ)のように動かすと、そこには波の方向性が生まれます。
これって実は、大切なことです。自分の技術に方向性を加えること、つまりフィン(足ひれ)をつけたように手の平を動かすことで、手元から波が、体の望んだ方向に向かうということです。
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