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体の重さと腕の力
圧迫法では二つの力を使います。ひとつは「体の重さ」からなる力です。二つ目は「腕の力」です。
「体の重さ」の力は音声で言えば「母音」です。広がる力であり、技術の土台となります。「腕の力」は「子音」です。技術に方向性と意味をもたらします。
圧迫法では「体の重さ」からなる力が土台、根本となり、それに「腕の力」が技術的な表現、細かさを生み出します。
「腕の力」だけで行おうとすると、土台のない、線の細い技術になります。それは表面的であり、体の内部には広がりません。
「体の重さ」からなる力を、始めに用いることで、技術は土台をそなえ、体の中に広がるようになります。
自然療法学校マザーズオフィスのクラスから。