クラブアップル 潔癖 とらわれ

バッチフラワーレメディ クラブアップル

画像は近縁種のMalus coronariaです。出典はcommons.wikimedia Malus coronariaです。801書庫に戻る

クラブアップル
潔癖 とらわれ
完璧主義 自己嫌悪

  • 7つのカテゴリー:失意と絶望のグループ:潔癖症、些細なことで自己嫌悪に陥る
  • 英名:Crab Apple
  • 学名:Malus pumila Malus sylvestris
  • 和名:ヤマリンゴ ヒメリンゴ
  • 分類:バラ科リンゴ属 落葉高木
  • キーワード:潔癖 自己嫌悪 嫌悪感 汚染 感染 不安 落胆 不潔 不浄 穢れ 浄化 清潔 防御 秩序 神経過敏 羞恥心 こだわり とらわれ 強迫観念 狭い視野 形式主義 完璧主義 完全性 自己と他者への強制的態度 躾 道徳

クラブアップルとは
バッチ博士の言葉

バッチ博士はバッチフラワーレメディのクラブアップルについて次のように述べました。

「これは、人を清めるレメディです。あたかも自分のどこかが何か汚れているように感じる人のためのものです。またしばしば、全く些細なことで悩んでいて、彼らが気にしていることに比べれば、もっと重い病気があってもそれは放っておいて、重要でないことの方を気にかける人たちのためのものです。どちらのタイプも、本人の心の中に最も大きく占めていることや、絶対に治さなければならないように見えることから解き放たれたいと切望しています。もし治療が失敗すると、意気消沈します。これは、清めるためのレメディですので、何か毒が傷口から入ってしまって、取り除かなければならないと患者が思っている時には、このレメディが傷を清めます。」

『バッチ博士の遺産』(トゥエルブ・ヒーラーズとその他のレメディ 1936年)より

クラブアップルと潔癖症

私は損なわれた
クラブアップルのマイナス状態を潔癖症と表現することがあります。クラブアップルにとっての潔癖症とは、単に清潔を重んじることだけではありません。

クラブアップルにとっては、自分が「損なわれたのか」「損なわれてはいないか」という点が重要なポイントになります。彼らは、もし、自分が「損なわれた」状態にあることに気づいたならば、徹底的にその要因を排除し、今後の生活や人生の中で二度と「損なわれる」ことのないように計画的に準備を整えます。

完全、完璧であること
この「損なわれた」あるいは「損なわれていない」という特徴には、クラブアップルが求める完全であること、完璧であることが表されています。

マイナス状態が進んだクラブアップルは、この完全、完璧であることを徹底して追求するでしょう。マイナス状態が進んだクラブアップルには「妥協」はないのです。

自分の思いが現実を作る

バッチ博士の説明
バッチ博士がクラブアップルについて説明した記述には興味深い点があります。それは、クラブアップルとは「もっと重い病気があってもそれは放っておいて、重要でないことの方を気にかける人たちのためのものです。」というところです。

第三者からみれば、最優先に取り組むべき問題や、重要な課題があるにも関わらず、クラブアップルの人は、それらを放っておいて、自分が気にかけている問題を最重要事項、優先課題としている点です。

例えば、どんなに早急に解決すべき問題があったとしても、「最初にすべきことは自分が清潔であるための行為である」などです。

自分の思いが現実を作る
上記の自分が「気にかけている問題」を最優先するクラブアップルの特徴は、「自分の思いが現実をつくる」と言うことができます。

第三者的な視点は否定はしないものの、自分にとっては、自分の思い、自分が直面した事実が、まさに現実そのものだと言う点です。

もちろん、この傾向は誰にでもあることですが、クラブアップルの場合は、その傾向が著しく、さらにその傾向、自分が作った「現実」に自分自身が縛られているというところにクラブアップルらしさがあります。

クラブアップルのプラス面

寛大という軽さ
バッチ博士が開発した38種類のバッチフラワーレメディは、それを用いることで「自分の間違いに気づき、その反対にある長所を育む」という特徴があります。

クラブアップルが育む長所とは何でしょうか。それは「寛大さ」「受容性」「許容」です。自分という存在を大きな視点から受け入れることです。自分とその周囲の人々と世界を許すことです。

しかし、ここで「寛大さ」「受容性」「許容」に完全さを求めると別の意味でクラブアップルになってしまいます。

クラブアップルにちょうどいいのは「まっ いっか」程度の「程よい加減」の心持ちです。それがクラブアップルの生き方を軽くしてくれます。

本質を見極める力
クラブアップルのもうひとつのプラス面は、何が本質なのか、そして私にとって最も大切なことは何か、という本質を見極める力です。

自分が損なわれないように気を配るクラブアップルの振る舞いには、「自分を大切にする」ことが中心軸です。これは必要な振る舞いです。しかし、マイナス面に傾いてしまうと、自分が作った現実、思い、価値観によって翻弄されてしまいます。

このようなクラブアップルのマイナス面が中和され、プラスとなると、自分を大切にすることとは何か、という本質を見極める力が育ちます。その力によって、まさに自分自身を守り、大切にするようになるのです。

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