ベルガモットの香りのイメージワーク

ベルガモット

画像はウィキペディア より

目次

ベルガモットの香りから広がるイメージ

精油の香りのイメージワークは、精油の香りのイメージ=印象を膨らませて、イメージの背後にある質に気づこう、という試みです。

リラックス効果といっても、たとえばローズとペパーミントでは、その質はちがうので、そのあたりが明らかになればいいな、と思っています。

もちろん、香りのイメージは人それぞれなので、正しいや誤りはないし、今日と明日では出てくるイメージも変わってくるでしょう。そこにはその瞬間の、その人の心や体の様子が反映されるからです。

実際に行う上で注意することは、香りが濃すぎると印象も変わるので、一瞬、ふわっと香ってきたその印象を大切にするといいと思います。それでは。

直感 ベルガモット 香りの第一印象

最初に思い浮かんできたのは、遠くに広がる地平線、または水平線です。空や海の青さと植物の緑です。

僕は、今ここに立っていて、地平線の彼方を見ている。眺めているというより、しっかりと地平線の向こうを見ている…という感じです。

香りの印象を五感で深める 視覚化、言語化する

次に意識的にベルガモットの香りと向き合って、イメージを広げます。五感で表現するとしたら、どんな表現が出てくるのでしょうか。どんなイメージが湧いてくるのでしょうか。

あらわれたイメージ

久しぶりに自転車を引っ張り出して、海岸沿いのサイクリングコースを走っている。初夏の風が心地よい。しばらく自転車に乗ってなかったせいか、ペダルを踏む足が少々きつい。 でも、今日はそれすらも心地よく感じる。

しばらく走って、目的の海岸に到着した。ここは、いつ来ても誰もいない。海と風と砂浜、その広々とした感じが好きだ。

砂浜には海浜植物が広がっている。緑の葉と小さな薄紫色の植物だ。誰もいないのは、潮の流れの早い海岸だからだろう。今は、ただ波の音を聴きながら水平線を見ている。

気になる言葉、表現を見つけます。

先ほどのイメージから気になる言葉、表現をピックアップします。

すると…。

〝しっかりと見ている〟〝ペダルを踏む足がきつい…それすらも心地よい〟〝広々とした〟〝水平線〟などが気になる言葉として出て来ました。

ここからこの瞬間の香りの方向性、リラクセーションの質、スピリットを導きます

先ほどの気になる言葉、表現を展開させてみます。「展開させる」とは言葉や表現にあるエネルギー、リラクセーションの質、スピリットを探る作業です。

今回の〝しっかりと見ている〟〝ペダルを踏む足がきつい…それすらも心地よい〟〝広々とした〟〝水平線〟などを展開、その印象を膨らませてみたところ…。

それは〝希望可能性〟です。

それも漠然と待っているのではなく、前進すること、自ら積極的に働きかけることに喜びを感じている状態です。そんな行動力の先にあるもの、それはその人にとっての希望であり、その先に続く可能性です。

今日の僕にとってのベルガモットの香りの方向性、リラクゼーションの質は、こんな感じです。香りの印象は毎回、違ってきますから、次回はまた別の質があらわれるでしょうし、またいつか同じような質があらわれることもあるでしょう。

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