ロッキングテクニック練習会レポート

ロッキングテクニック
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先日のロッキングテクニック練習会の様子をご紹介

ロッキングテクニック練習会を開きました。ご参加いただいた皆さんに感謝いたします。

練習会といっても、マッサージテーブル1台、参加者2名なので、ほとんど個人レッスンという感じです。

それでも練習会なので、参加の方のそれぞれのテーマにもとづいて進めます。僕は、そのお手伝いといった感じです。

練習会にいらっしゃる方は普段の技術を高めたい、という方から、以前にクラスに参加したものの、すっかり忘れてしまったなど、いろいろです。

僕としては、ロッキングテクニックに関心を持っていただくことが何よりなので、どのような形であれ、学びのサポートができればと思っています。

動きのなかに《ため》を入れる

今回の練習会で、僕から提案したことをひとつご紹介します。

参加の方は、ある程度ロッキングテクニックをマスターしており、普段のセッションでも使っている、という方です。

僕はこんな提案をしました。

「動きのなかに《ため》を入れてみましょう」です。

仰向けの下肢を、足元から持ち上げるとき、さーっと一本調子で持ち上げるのではなく、足の重さを感じ、持ち上げる過程で生じる変化に対応し、その足に意識を向けつつ持ち上げる、ということです。

このような持ち上げ方は、さーっと一本調子で持ち上げるとは全く異なった動きになります。

そこでは感じ取るための速度の変化、道筋の変化が生じます。より深く感じようと試みると、自然と速度はゆっくりになり、その部分を味わうような動きになります。

この味わうような動きが《ため》になります。

文章にすると、長々としたものになります。しかし、足を持ち上げるだけの動きですから、実際には2、3秒、数秒もかからないでしょう。そして動作は一呼吸のなかに収まります。

こんなことを提案しました。

次回のロッキングテクニック練習会はこちらをご覧ください。

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